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海外版コミックスを読む/番外

番外では鋼の錬金術師を
日本語版・VIS版・スキャンレーション翻訳版とならべて比べてみましょう。


【1】 「アル!アルフォンス!」
    [ ...AL ! ALPHONSE !! ALPHONSE !!]
   ★[ ...AL ! AL ! ALPHONSE !!]

【2】 「くそ! こんな事があってたまるか!」
    [ DAMN ! DAMN !!  HOW COULD THIS HAPPENED !?]
   ★[ DAMN IT ! HOW COULD THIS HAVE HAPPENED !?]

【3】 「こんな…こんなはずじゃ…」
    [ IT...IT WASN'T SUPPOSED TO BE LIKE THIS...]
   ★[ THIS...SHOULDN'T HAVE HAPPE-...]

【4】 「…畜生ォ」
    [ OH NO...]
   ★[ ...DAMN IT !]

【5】 「持って行かれた・・・・・・・・・・!!」
    [ HE'S GONE...!!]
   ★ [ I'VE LOST IT...!!]

【6】 痛みを伴わない教訓には意義がない
    TEACHINGS THAT DO NOT SPEAK OF PAIN HAVE NO MEANING...
   ★A PAINLESS LESSON IS WITHOUT ANY MEANING.

【7】 人は何かの犠牲なしに何も得る事などできないのだから
   ...BECAOUSE HUMANKIND CANNOT GAIN ANYTHING
   WITHOUT FIRST GIVING SOMETHING IN RETURN.

   ★ONE WHO DOSE NOT SACRIFICE
   ★ANYTHING CANNOT ACHIEVE ANYTHING.


日・英(2種)・独で一番大きな違いが出たのは
「持って行かれた」のセリフ部分です。

正規英語版では「彼は行ってしまった!」
英語スキャンレーション版では「俺は失くした!」
ドイツ語版では「俺の足が無くなった!」

1つの状況に対して様々なセリフ翻訳がされています。

英語ネイティブではない私にとってはスキャン版の
I'VE LOST IT...!! が一番しっくり来る気がします。
絵に描かれていない弟の説明をせず
自分の足だけを説明するのでもなく
持っていたもの、弟を失った。
俺は足を失った。

しかしダブルミーニングである「持って行かれた!」は
どちらかというと「理不尽に」「予想外に」という背景が感じられて
「盗まれた!」と訳するのが納得かも…?
でもそれではあからさま過ぎるかもしれないし…
翻訳は正確に訳するより、短く雰囲気を壊さずに訳するのが
難しいのでしょう。

ココ以外の翻訳は
日本語に忠実に訳してて英語としておかしいらしい。

格言翻訳を直訳するならこんな感じ??
「無痛のレッスン(=教訓・経験)は意義なしだ」
「誰かの犠牲なしには、何かは何かを勝ち取れない」

サクリファイス…懐かしい単語だ…。(超・星矢世代発言)

言葉って言い換えが可能なんだな、と面白く感じます。
自然でも不自然でも面白い。
作者が選んだ日本語マンガの日本語セリフを
日本語で別のセリフに直すといった事はなかなかしないし
外国語に自力で翻訳する事もできないので
既に翻訳されている言葉がどれだけ日本語に近いのか遠いのか
言葉の意味だけで別の単語を選ぶ作業を眺めるのは
面白いですね。

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